業務用食材をカタログから仕入れるには?元仕入担当者の実体験をもとにお答えします。
2020/01/02 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。 皆さんは業務用食材をカタログで仕入れたことはありますか?多くの飲食店さんとお話ししていると「そもそもカタログってどこで手に入るの?」「どれくらいで届くの?」といった質問をたまに頂きます。 この記事では飲食店で仕入れにも関わっていた自分自身の経験も踏まえ、業務用食材のカタログについてまとめてみました。

業務用食材カタログを手に入れるには

よくあるご相談で、「色んなメーカーの業務用食材カタログを一度に手に入れたい」という話があるのですが、私が見知る限り、まとめて手に入れる手段は生憎ありません。(確かに一度に手に入ると比較もできますし、楽なのですが…) 基本的に手に入れる為には1社1社メーカーさんから直接受け取る必要があると考えていただいた方が良いです。 既にメーカーさんと接点がある方は担当者さんに連絡をしてみてください。創業準備中でメーカーさんとのお取り引きがない方は、「展示会などのイベントで貰う」「問い合わせして送っていただく」という流れが一般的でしょう。

注文~到着までの流れ

実際にカタログで業務用食材を注文する流れは、だいたいこんな感じです。

商品を選ぶ

だいたいのカタログはだいぶ分厚いので全部見るのは大変ですが、お料理のジャンルや商品のカテゴリーによってページが分けられていることが大半です。自分のお店にあったジャンルのところだけ集中的に見て、最後に全体をざっと見てみる流れが良いと思います。沢山選べてワクワクする人は良いですが、だいたいは分厚い本に向き合った段階でげんなりしてしまいますね…笑

注文用紙に記載しFAXする

ほぼ全てのカタログに注文用紙がついています。注文する商品の番号・数量を記載してFAXをすれば完了です。

到着 商品確認

だいたい注文後、3日程度で届きます。(冷蔵、冷凍の場合は+●日程度を見た方が良いでしょう) 納品書と照らし合わせて、注文した内容に対して漏れがないかを確認しましょう!開封時に必ず確認するのが望ましいです。

カタログ通販からネット通販へ移行する方が増えています

最近はネット通販で業務用食材を仕入れる方も増え、通販サイトを立ち上げるメーカーも増えてきました。重たいカタログを都度ひっぱり出さなくても、スマホやタブレットから場所やタイミングを選ばず速やかにオーダーできます。当店「食材デポ」はそんな通販サイトの中でも箱の中の空きスペースを計算して同梱できる商品をご提案する「ピッキングBOX」や三温度帯の購入が同時に行えるカートシステムなど、注文時の手間や無駄を削減することに特化した機能をご用意しています! カタログ通販にかかわらず、既存の仕入れ方法に不便を感じていらっしゃる方は是非一度お試しください。
【飲食店のお悩みNo.1】業務用食材の仕入れ先はこう選ぼう!価格だけで選ぶべきではない2つのポイント
2020/01/01 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。 この記事が目に留まったあなたは「業務用食材の仕入先ってどこがいいんだろう?」「どういう基準で選ぶのがいいんだろう?」と仕入れのことできっとお困りなのではないかと思います。食材デポ編集部の大元は、たくさんの飲食店さんとのお取引がある業務用スーパー「ハピネス」です!そんな私たちのもとには、飲食店経営者の方のお悩みが常日頃聞こえてくるもの…。 そこで、実際に飲食店の経営者の方から聞こえてきたたくさんのお声をもとに「仕入先を選ぶ際のポイント」をまとめてみました! 価格が安いのも勿論重要なポイントですが、価格のみを考慮して選んでしまった結果、結果的に仕入先を選び直しているという飲食店さんも少なくありません。そんな飲食店さんたちは「価格以外の何を見て選んで選んでいるのか」を見ていきましょう。

お店のメニューに広がりや付加価値を与えてくれるか

飲食店経営を続けてくると必ず突き当たる壁。それが「メニュー」です。正確にいうとメニューの「引き出し・アレンジ幅」と言った方が良いかもしれません。創業時に用意したメニューのみでずっと変わらず運営し続ける訳には当然いきませんので、季節ごとや行事ごとなどの節目を始め、「ちょっとしたメニューを増やさないと」というシチュエーションは思いの外多くやってきます。 もちろん、そんな事は飲食店に関わる皆さんなら誰しも想定済みなのですが、想定していても意外と困るのがこのメニュー問題。 そんな時に役立つのが以下のような商品です。
商品名 用途別
完熟トマトソース 旬の夏野菜パスタ
苺ムース 3月限定苺パフェ
ポテト料理3種盛り 秋の濃厚ポテトプレート
海鮮鍋 冬のコトコト鍋セット
いかがでしょうか? ちょっとした一振りでメニューに高級感が出たり、ちょっとした半加工品を添えてパターンができたり … 幅が広がる様子がイメージできたのではないでしょうか? 多くの飲食店向け仕入れサービスでは、この手の商材を多く取り扱っていますので、ラインナップを見て、自分のお店の方向性やコスト感とよりマッチする商品を多く扱っているサービスを選ぶのが良いと思います。 逆にメニュー拡張の提案をしてくれるようなサービスだとさらにベスト!ですね。 思いの外やることが多く、時間がないのが飲食店。業務用食材の仕入れにおいてもただ食材を仕入れるだけではなく、そのサービスがあったおかげでメニュー開発が進みそうなイメージが持てるかどうか?これが重要です。 店舗外にメニュー考案者・アイデアマンが居てくれるような感覚にまでなれるともっとベスト。単なる「仕入先」ではなく自分のインスピレーションを掻き立ててくれるような、そんな「パートナー」を探してみる感覚で、仕入先を探しましょう。

お店の体制と合った仕入れ方法を選べているか?

次のポイントは「体制」です。字面だけ見るとよく意味がわからないかもしれないですが、極端な例を言うと、あなたのお店が従業員がゼロの店舗だったとします。何もかも経営者が1人でやらないといけない状態。当然なるべく仕入れに手間をかけない方が望ましいでしょう。 そうなると、当然こだわりよりも手間をかけない、と言う選択をするほうが一般的には効率がよく聞こえます。 このあたりは、業務用食材を仕入れる手段により変わってくる部分なので、自分のお店にあった仕入れ方を選ぶのも何より重要なことです。 大まかに分けると、業務用食材を仕入れる手段は4つあります。
方法 メリット デメリット
業務用スーパーで購入する 生鮮については鮮度が高く、直接見て選ぶことができる。 配送ができない。
卸売業者から購入する 価格や取引内容について交渉の余地がある 配送料無料にしてもらえるケースがある サービスの良し悪しがやや担当者に委ねられてしまう。配送日が決まっていることが多いため、急な対応は難しい。
カタログ通販で購入する 豊富なラインナップの中から、電話やファックスで簡単に注文ができる。 現物を直接見ることができない。
ネット通販で購入する 自分自身の時間で、いつでも気軽に注文ができる。掲載品目が多く、特集やセールなどの情報を受け取ることができる。 現物を直接見ることができない。
それぞれ一長一短ある中で、メリットとデメリットを整理してみると「自分の店ならこのデメリットはさほど影響ないな」と言ったような取捨選択が可能です。多くの飲食店オーナーさんは、自身の休憩時間や休日を使って業務用食材を調達しているので、従業員へ時間外労働は頼めないし、自分の時間は持てないし … という悪循環に陥ってしまうケースが多いようです。 無理なく効率よく業務用食材を仕入れる方法を、最初にしっかりと選定しましょう。 また、仕入先は極力少なくできたほうが良いです。 アイテムごとに仕入先を増やすあまりに、発注や在庫管理が複雑になってしまっているケースも少なくありません。ご自身のお店に必要なものを「なるべく網羅している」サービスを選ぶと言うのも大切な判断基準です。 欲を言えば、業務用食材だけではなく、台所用品や各種備品などもなるべく一箇所から仕入れられるとベストです。

そのほか、業務用食材の仕入先を選ぶ基準とは?

本記事でご紹介させていただいたのは、とても大きい枠でのお話であり「基本」とも言える考え方です。 他にも、飲食店経営者さんの「仕入れ」に関するお悩みは、細かい事まであげていけばキリがありません! 「食材デポ」は開発段階から飲食店経営者様の「仕入れ」に関する課題にフォーカスして作られたサービスです。 中でも「らくらくピッキングボックス機能」は配送箱の残りスペースを計算し、同梱できる商品をお知らせしてくれるので、配送コストの無駄を削減できるとご好評頂いています! そのほか、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯を1度に決済できるのも食材デポの強み。業務用食材の仕入れにのみならず、通常の通販サイトは温度帯が違うと別々に決済をしないといけない事が殆どです。 業務用食材の仕入先を選ぶ際は、是非ご検討ください!