こんにちは!食材デポ編集部のデポ太郎です。
飲食店を経営されている皆さんは、インスタグラムを上手く活用できていますか?「やっているけど全然集客できない!」とお悩みの店も多いのではないでしょうか?今回は、そんな悩める皆さんのために、インスタグラムを活用した集客方法を徹底解説していきます!
今回の記事を参考に、インスタグラムを活用してお店の魅力をどんどん発信していきましょう!
飲食店では、なぜインスタグラムが効果的なのか?
最近の若い世代のユーザーは、気になった情報を探す際にGoogleなどの検索エンジンではなく、インスタグラムをはじめとしたSNSで検索し、情報を集めているケースが増えています。例えば「地名 居酒屋」と絞って検索しただけでも数千~数万件もの投稿がヒットしますが、これだけの件数がヒットするということは、それだけ多くのユーザーが飲食に関心があり、それに応えるように多くの飲食店がインスタグラムで情報を発信しているということです。
また、インスタグラムは検索エンジンと違い、写真やビデオを共有するプラットフォームであることから、飲食店の料理や内装、雰囲気を視覚的に紹介するのに適しており、加えてリアルタイム情報を提供しやすく、最新のトレンドやおすすめが瞬時に拡散されるのも検索エンジンと大きく異なる点です。
インスタグラムを活用する3つのメリットとは
では、インスタグラムを活用する3つのメリットをご紹介します。SNSの運用は地道で大変な作業ですが、インスタグラムでの集客活動のメリットを理解することで、よりモチベーションを持って取り組むことができます!
宣伝広告費などの経費が掛からない!
お店のチラシやDM、口コミサイトなどの広告費に毎月いくらかけていますか?インスタグラムであれば店舗や個人で運用する限り、人件費以外の費用は一切かかりません。お金がかからず集客できる点が最大のメリットとなります。
学習コストが少なく、誰でも運用できる!
一般的な口コミサイトでは、高評価が少ないと上位に表示されず認知度を上げにくい傾向にあります。マーケティングの知識があれば、口コミサイトでも上位表示をさせることも可能かもしれませんが、飲食店を運営しながらマーケティング知識を学習し、それを実践するのは現実的に難しいでしょう。
その点インスタグラムであれば日常生活で活用しているため、少しの工夫で徐々にフォロワーを増やすことができます。また特別な知識がなくても比較的簡単に運用ができて、認知度も上げることが可能です。
圧倒的な口コミと拡散力!
インスタグラムを使っているユーザーは、現実で交友関係があったり憧れているユーザーをフォローしながら情報を共有し合っています。そんなユーザーの1人があなたのお店を紹介してくれると、その情報は一気に口コミとなって拡散され多くの人の目に止まります。信頼しているユーザーから口コミほど影響力の大きい情報はありません!インスタグラムはお店のファンになって貰うだけでなく、ファンが宣伝し拡散してくれるのも大きなメリットです。
インスタグラムを活用する3つのメリットとは
インスタグラムでの集客では、ユーザーの「食べたい」「行きたい」を獲得することが目的であり、集客につながる一番の導線になります。そのためユーザーの「食べたい」「行きたい」を常に意識するように心がけることが重要です。それでは、具体的に集客につなげる運用テクニックをご紹介します!
アカウントを育てていく
インスタグラムのフォロワーはお店のファンになってくれる人です。
そんなファンの人たちに向けて情報を発信することで、お店に行くきっかけを作ります。つまり、フォロワーが多いほど、他店より有利な集客ができます。まずはフォロワーを増やすこと、アカウントを育成するところから始めていきましょう。こちらは後ほど具体的に紹介しますね。
ユーザーに拡散して貰う
飲食店の集客では、アカウントを育てるだけでなく、より多くの人に見てもらうために拡散してもらうことが大切です。
そこで、実際に店舗に来店してくれたお客様のインスタグラムからタグ付けなどで拡散してもらうという方法が有効的です。お客様のアカウントにお店のことを投稿してもらえれば、そのお客様のフォロワーにまでお店のことを知ってもらえます。それは、まだお店のことを知らない人たちに拡散できるチャンスです。
アカウントを育てる具体的なコツとは
では、具体的にインスタグラムのアカウントを育てるコツを設定~配信まで一つずつをご紹介していきます。
アカウントをビジネスアカウントに移行
インスタグラムアカウントをすでに持っている場合は「ビジネスアカウント」へ移行しておきましょう。ビジネスアカウントに移行しておくことで様々なメリットがあります。例えば、アカウントのプロフィール設定がより細かく設定できるようになるため、住所や電話番号やメールアドレスなどの連絡先もプロフィール画面に表示できるようになり、店舗へのアクセスを高めることができます。また、インサイト機能による投稿の分析も無料でできるようになるので、どの投稿が何人に見られているか分かるようになり、運用する際に非常に便利です。
プロフィール欄の記載
プロフィール欄をお店の名前や写真だけにしていませんか?インスタグラムで集客を図りたいのであれば、お店の情報は必須になりますので店舗情報が漏れなく伝わるように記載する必要があります。
1.店名
2.住所や電話番号やメールアドレスなど
3.店で取り扱っている料理やジャンル
4.お店のホームページへのリンク
5.お店のコンセプト
6.店長からの一言
お客様とのコミュニケーションは大切に
投稿写真にお客さんがコメントしてくれたら、丁寧に対応しましょう。そうすることでそのお客様にも満足してもらえ、そのやり取りを見た他のユーザーもコメントをしてくれるようになります。コメントのやり取りが増えればその分見てもらえる頻度が増えて、気に入って持ってもらえます。コメントをくれるお客様は一番集客につながりやすいので、コミュニケーションは大切にしましょう。
また、クレームなどのコメントに対しては真摯に向き合い回答することでお客様足度を高めることにつながります。クレームはお店のサービス向上のヒントとなりますので、早めに改善するように真摯に向き合い、またそのお客様に来ていただけるように努力しましょう。
ユーザーに拡散してもらう具体的なコツとは
次は、ユーザーに拡散してもらう具体的なコツを設定~配信まで一つずつをご紹介していきます。
ハッシュタグは集客の要
キャプションやコメントにつけることができるハッシュタグ(#)は、集客の要です。インスタグラムでは「#居酒屋」「#焼き鳥」など#をつけて入力することで「居酒屋」「焼き鳥」の言葉がハッシュタグになり、同じタグがついている投稿をお客様が検索することができます。
例えば以下のようなハッシュタグを付けるのも効果的です。
1.店名
2.地域名(市町村や近隣の駅名)
3.料理名(複数掲載しても良いです)
4.料理のジャンル
5.お店のジャンル
また、お店オリジナルのハッシュタグを作っておくことで、ユーザーの検索性が上がり、お店のインスタグラムアカウントを見つけやすくなります。オリジナルハッシュタグの作り方は、店名、地域名、看板商品名、などを組合せてハッシュタグ化すると効率的です。例えば、店舗名+地域名なら「#〇〇居酒屋東京」「#〇〇カフェ福岡」のようにハッシュタグ一つで店舗を特定できるとユーザーにとってより親切です。
ストーリーズを活用
インスタグラムには24時間で消えるストーリーズ機能があります。
ストーリーズを利用して、お店のリアルタイム情報やキャンペーン情報を配信しましょう。お店を探すのが面倒だと思っている幹事さんなどは空き状況やキャンペーン情報が目に入ると「ここにしよう」という気持ちになりやすいようです。
お店にフォトスポットを作る
お店のロ板やネオン色、映えスポットになるような大きなデザイン、など考えられますが、お客さんが写真を撮りたくなるようなスポットを準備すると話題性を生まれやすくなります。
インスタ映えする写真を撮り方
飲食店がインスタグラムを導入するメリットは、料理の写真でダイレクトにお店の魅力をアピールできるところにあります。目から得る情報は耳で聞く情報の4倍、写真から得る情報は文字から得られる情報の7倍とも言われています。ここではインパクトにのこりやすい写真の撮り方をお伝えしましょう。
料理写真を撮影するポイントは3点
1.料理の配置や盛り付けにこだわる
2.小物を取り入れる
3.色を取り入れる
他店では中々見ないような盛り付け方や、添え物を取り入れる工夫をするだけで、映える写真を撮ることができます。サラダなどは彩りを意識すると良いです。
逆光、かつ自然光で撮る
逆光はNGというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は料理の写真を撮る上では逆光の方が効果的です。逆光の反対である順光で撮影すると、全体的にのっぺりとした印象になってしまいがちです。逆光ならほどよく影ができて、料理が立体的にメリハリのある印象に写ります。
また、できれば、自然光の差し込む窓際で撮影するのがおすすめです。自然光を使うことで写真全体が明るくなり、清潔感を演出できます。窓をバックに撮影すれば自然と逆光になるので、ぜひ試してみてください。
余計なものが写り込まないようにする
美味しそうな料理の写真でも、チラッと他のお皿が見切れていたり、周辺の備品が映り込んでいる写真をよく見かけます。ゴチャついた感じになってしまい、一番伝えたい美味しそうな料理の魅力を伝えることが半減してしまいます。飲食店のアカウントとして投稿するなら、フレーム内にはメインの料理や皿だけをおさめるようにするのがポイントです。そうすることで、自然に視線を誘導できて印象もスッキリ見えます。
真上から撮るとプロっぽく見えます
テーブルの真上から地面と平行に少し引きの構図で撮るとプロっぽい仕上がりになります。ハンバーガーなど側面に魅力のある食べ物は横から撮った方が良いですが、大体の料理は真上から撮ると、それっぽくお洒落に撮ることができます。
加工するなら暖色系
インスタグラムでは様々なフィルターで写真を加工することができますが、基本的には撮ったままの写真を投稿しましょう。しかし、撮ったままの状態だと写真全体が暗いこともあります。なので明るさ調整だけは忘れないようにしましょう。
料理は赤みがかった暖色系のトーンのほうが美味しそうに見えます。オレンジ色の照明を使用しているレストランが多いのも、この効果を狙ったものです。
まとめ
今回は、お店を効果的にアピールするために、インスタグラムで気を付けたいポイントをご紹介してきました。インスタグラムで見かけた写真が美味しそうで、お店を訪れたというユーザーも今では少なくありません。投稿に興味を持ってもらえれば来店にも繋がります。店舗集客はインスタグラムの使い方ひとつで大きく変わってきますので、まずはインスタグラムの登録やプロフィール設定といった基本を押さえ、次に「アカウントを育てる」「ユーザーに拡散してもらう」両軸を意識した施策を行いましょう。それがどちらか一方だけでは集客効果は期待できません。今回ご紹介した内容を全てを一気に行うことは難しいかもしれませんが、まずは「アカウントを育てる」と「ユーザーに拡散してもらう」ということをバランス良く行うことが大切です。