これから居酒屋を始めるなら絶対に知っておきたい! 業務用食材の仕入れ先方のメリット・デメリット
2020/02/04 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。 これから飲食店を始めようとお考えの方の中でも、開業しやすいとされている「居酒屋」を検討されている方は多いと思います。「居酒屋の雰囲気が好き」「喋るのが好き」「お酒に詳しい」「小料理屋よりも気軽に出せそう」といった理由で開業される人もいますが、居酒屋の開業には他の飲食店に比べて利益率が高いことや、他の居酒屋と差別化がしやすく独自の個性を出しやすいなど、いくつかのメリットがあります。 そんな居酒屋を開業するにあたって気になるのが、食材や飲料品を安定して仕入れられるルートの確保です!小型の居酒屋では、小ロットの仕入れが多いため専門の仕入れ業者では対応は難しいのが現状です。仕入れ先の選定は、料理の味やコストにも繋がってくるためよく考えて選ぶ必要があります。 食材デポでは、これから飲食店を開業する方にお役に立つ、仕入れのポイントと代表的な仕入れ先のメリットとデメリットをタイプ別に検証していきます。

絶対に失敗しないための仕入れ先選びの2つのポイント

仕入れ先を探すポイントは、「仕入価格」「食材の質」「ロット数による対応力」「配送手段」「決済方法」などがあります。各種仕入先のメリットとデメリットを賢く見極めて、自店に合った仕入先を上手に組み合わせて使用することも飲食店経営成功の秘訣です!料理の味の決め手となる素材の質やコストも大切ですが、それと同時に食品ロス削減のキーワードとも言える、「1回の購入量」…いわゆる販売ロットも考慮することが大切です。また、競争が激しい居酒屋となると他店との差別化も非常に重要になり、お店のコンセプトにあった仕入れ先を選ぶことも重要な要素の一つになるでしょう。

お店のコンセプトを明確に

例えば「開業するお店の周りには会社が多く、サラリーマンやOLの行き来も多数。その会社員を狙った戦略として、気軽に一人で立ち寄れるお店を提供したい。」といった明確なコンセプトが大切です。そうすれば提供するメニューやボリュームを考えやすいですし、それに伴って必要な食材を絞ることが出来ます。必要な食材絞り込みができたら、その食材に強い仕入れ先を選びその中で比較していくことで、仕入れ先の選定ポイントが見えてきます。

食品ロス削減

一般的に飲食店では、専門の卸売業者を通して仕入れる傾向にあります。これから居酒屋を始める経営者にとって、仕入れ先の選定は初めての作業になるため、仕入れ専門業者から仕入れるのが通常だと思うかもしれません。しかし、専門業者の場合、小ロットでの取引に応じてもらえないというケースも少なくないため、良質な食材を低価格で多量に仕入れても、消費期限内に使い切れず食品ロスにつながり経費の無駄にもつながります。小規模な飲食店を経営する場合、過不足をなるべく減らした食材仕入れこそが食品ロス削減のキーワードになります。

代表的な5つの仕入れ先のタイプ別検証

小規模な居酒屋での、代表的な5つの仕入先のメリットとデメリットをタイプ別に分類・検証していきましょう。
01. 小売店(スーパー・商店)
小売店のメリット 商店街などの八百屋・魚屋・肉屋さんや地元のスーパーなどは、営業時間内であれば都合のよい時間にいつでも仕入れに行くことができ、実際に商品を手に取って確認が可能なため使い勝手が良いと言えます。また、地元の方とのつながりが増えるので、イベントなどのローカル情報が入りやすくなります。 小売店のデメリット 食材の品揃えや価格は小売店によってまちまちで、一般的に卸売業者よりも高く、価格競争力が期待できない。 基本的に配送はしておらず、掛け払いに応じてもらえる小売店は少ないでしょう。
02. 業務用専門スーパー
業務用専門スーパーのメリット 業務用というだけあり、低価格で豊富な品ぞろえから自分の目で直接商品を選べるのが特徴です。また、一般の小売店よりも価格競争力があることが心強いです。 業務用専門スーパーのデメリット 一般のスーパーのように近隣に点在しているとは限らないため、車を運転して遠方まで買い出しに行き商品を持ち帰らなければなりません。基本的に現金払いが主流で、掛け払いには行なっておりません。
市場
市場のメリット 食材の仕入れといえば市場を連想する方も多いでしょう。目利きの仲卸さんが選ぶ食材はどれも良質で、希少な食材など他には流通していない品も揃っています。価格も割安で仕入れることができ、馴染みの店を持っていると仕入れ元の生産状況や最近の流行など幅広い情報が入ってきます。 市場のデメリット 市場はプロ集団が集う場所といっても過言ではなく、これから飲食店を始める初心者には、敷居が高いとも言えるでしょう。そのため実績や関係性の構築が必要となってきます。 毎週2日間の定期的な休みがあるため、仕入ができない日があります。
専門の卸売業者
専門の卸売業者のメリット 卸売業者は、中でも一般的な仕入れ先の一つです。担当の営業が付き価格交渉を行い欲しい商品の見積もりを依頼して、仕入れ値が決まり次第商品を購入できます。小売店よりも安く仕入れることができ、品揃えも豊富です。また、配送・掛け売りなど卸売業者ならではの便利な仕組みを利用できるのもポイントです。 専門の卸売業者のデメリット 食材の確認は担当の営業マン任せになってしまいますので、担当者との人間関係が大切です。卸売業者で最もネックになるのが、小ロットでの販売を行ってもらえないことが多いことです。それと相まって、新しい商品の取引きの際の見積もり・交渉・合意の流れがあり、入荷までに数日かかってしまいます。急いでいる時などは不便といえます。
業務用食材オンラインショップ
業務用食材オンラインショップのメリット 飲食業会でもネット通販型の食材仕入れが主流となっており、今や無くてはならないインフラのようになってきてます。食材情報や価格もネット上で幅広く公開されており、小売価格よりも割安で購入ができます。その上、小ロットでも販売しており、掛け売りに対応している場合が多いというメリットがあります。 業務用食材オンラインショップのデメリット ネット通販でありがちなのが、直接食材を選べないため届くまで食材の状態が確認できないということです。また、担当の営業マンが付いていないので、価格交渉や至急の対応などの融通が利きづらく、配送料もかかる場合があります。

まとめ

代表的な5つのタイプの仕入れ先のメリットとデメリットを検証してきましたが、お気付きの通りどの仕入れ業者にも使い勝手の良い点悪い点があるため、一箇所に絞りきれません。 ここで大切にしたいのが、開業するにあたってのお店のコンセプトとして大事にしていることを考慮して、メインとなる食材の仕入れ先を選び、メインの仕入れ先で補えきれない部分をフォローするために、サブとなる仕入れ先を準備しておくことが安定した仕入れにつながるポイントとなります。 だからといって、一度に多くの仕入れ業者と取引きすることは効率的ではありませんのでご注意ください。 経営に無理がない程度に適切と思われる仕入れ先とお取引を行い、棚卸しなどを目安に定期的に仕入れそのものを見直し、お店に最も合った仕入れ先を選定することをお勧めします。 食材デポでは、各種食材からノンフードまで幅広い商材をご提供。ご興味のある方はぜひ一度商品ページをご覧ください。
主婦に役立つ!業務用冷凍食品で栄養&コスパ抜群のお弁当のおかずをご紹介
2020/02/03 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。 毎日、早起きしてお弁当を手作りするのは、本当に大変なことですよね。お弁当のおかずに何を入れようかお悩みではないでしょうか?そんな時に、栄養のバランスも良く、お財布にも優しいおかずがあるととても有難いものです。そこでオススメなのが美味しくて人気の業務用冷凍食品!今回は使い方の秘訣と一緒にオススメ業務用冷凍食品をご紹介いたします!

冷凍した野菜は栄養価が落ちると思っていませんか?

皆さんは、冷凍食品にどのようなイメージをお持ちですか? 「栄養がなさそう… 添加物が多いのでは… 味が期待できない…」など、調理は楽な一方でマイナスなイメージを持つ方が多い様です。しかし、それは間違ったイメージかもしれません。実は、近年の冷凍技術の発展と共に冷凍食品は、目覚ましい進化を遂げ、お客さまに満足頂ける商品がたくさん発売されているのです。

品質の知識

食材を冷凍することで、栄養価が落ちると思われがちですが、実は食材を冷凍しても栄養価はほとんど変わりません。特に冷凍された野菜の栄養価を気にする傾向が多い様ですが、下処理してすぐに冷凍しているので、栄養価を落さず品質も良いのです。基本的に全ての冷凍食品は、このようにして急速冷凍されており、鮮度・品質を維持している上に、保存料や酸化防止剤などの添加物の使用を抑えることができるので安心して召し上がることができます。

味の知識

ほとんどの冷凍野菜は、冷凍する前にブランチング処理されています。それによって野菜の組織が柔らかくなり、冷凍に強くなり、解凍後に食材の中の水分が出てしなっとなることを防げるのです!冷凍技術の進化が食感を変えない美味しいおかずを提供しているわけですね。 ※ブランチング処理とは、野菜などを冷凍する前に、冷凍耐性を高め保存期間を延ばすために軽く下茹ですることです。

お弁当を美味しくする工夫!冷凍食品ばかりに偏らないようにしましょう

お弁当を作る上で、見た目の鮮やかさは重要ですよね?お弁当は、いろんなおかずを小さな箱に詰め込んでいるので、その分見た目はとても大切です。とはいえ、全てのおかずを手作りしていると、見た目にこだわることはできますが、とても手間がかかってしまいます。そんなときは、メインもしくは間を埋めるおかずだけなど要所要所で冷凍食品を使うのがポイントです。手作りのおかずやフルーツと冷凍食品をバランスよく組み合わせることで、見栄えも栄えて食欲をそそります。
オムライスと冷凍食品
お子様から大人まで人気の、オムライスと冷凍食品の割合が半々で色取りもよく、ケチャップで模様をつけたらかわいくなりますね!ボリューム感もあり豪華に見えます。
玉子焼きと冷凍食品
お弁当のおかずの定番の卵焼きやシャケなどをバランスよく、おかずを詰めるときは少し立て気味に立体的な配置をすると、飛び出てきそうに見えて食欲をそそり美味しそうに見えます。

お弁当のおかずにオススメの業務用冷凍食品 Best10をご紹介!

では、そんな冷凍食品でも、特に人気のあるオススメの商品を、調理法も交えながら皆さんにご紹介していきます。是非参考にしてみてください!
1. 鶏唐揚げ

若鶏のもも肉を使用し、醤油・にんにく・生姜をベースに昆布としいたけの旨味を加えました。調理方法170~175℃のたっぷりの油に凍ったまま入れて、3分30秒~4分揚げてください。

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2. ハンバーグ

ジューシー感・ほぐれ感にこだわりました。箸で切れるやわらかさ、肉の粗挽き感、切った瞬間肉汁があふれ出します。お弁当のおかずにピッタリ。調理方法湯せん又は電子レンジなどで加熱してお召し上がりください。

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3. メンチカツ

ソフトでジューシーな合挽肉で、なめらかなチーズソースを包み、軽い食感のパン粉で仕上げたメンチカツです。 調理方法冷凍状態のまま、175℃前後の油で約5分30秒~6分間揚げてください。

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4. いんげん肉巻き

いんげん・にんじんを豚肉で彩りよく巻いています。 パン粉をつけてフライにするなど、アレンジもきく商品です。調理方法フライパンなどで、加熱してお召し上がりください。

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5. エビフライ

ベトナムで取れたての新鮮な海老を素早く処理した産地一回凍結品です。調理方法冷凍状態のまま170~180℃の油で3~5分程度揚げて下さい。

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6. オニオンリング

甘味の強いスイートスパニッシュ種を使用したオニオンリングです。調理方法揚げる場合:凍ったままの商品を175℃の油温で2分~2分30秒揚げてください。
オーブン調理の場合:230℃に温めたオーブンで片面6分ずつ加熱してください。

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7. ウインナー

鶏肉と豚肉を主原料としたジューシー感あふれるウインナーです。調理方法フライパンなどで、加熱してお召し上がりください。

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8. 野菜コロッケ

ホクホクで冷めてもおいしい野菜コロッケです。お弁当やオードブルに。調理方法冷凍状態のまま170~180℃の油で3~5分程度揚げて下さい。

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9. 厚焼たまご

しっかりとした甘さにかつお節のうま味を効かせ、存在感のある風味に仕上げました。 あたためると、よりジューシーでやわらかくなり、焼きたてに近い卵焼きになります。 お弁当やお寿司等に最適です。 調理方法 流水解凍または冷蔵庫内にて解凍後、そのままご使用いただけます。加熱するとより層おいしく召しあがれます。

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10. 枝豆のふわふわ豆腐

身魚のすり身に枝豆や玉ねぎ、豆乳を加え、なめらかな食感に仕上げた一品です。 自然解凍でもおいしく召し上がれます。 国産フクユタカ大豆を使用した豆乳を使用しています。調理方法揚げる場合:湯気の立った蒸し器に凍ったままの商品を入れて、強火で約8分蒸してください。
自然解凍の場合:室温(約20℃)で約2時間解凍してください。

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まとめ

食材デポでは、その他の冷凍食品も取り揃えております。アイデア次第でさまざまな料理に活用が可能だと思いますので、アレンジレシピにチャレンジしてみて下さい。ご興味のある方はぜひ一度商品ページをご覧ください。
備えあれば憂いなし!ムダなくできる食料品備蓄!
2020/02/02 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。ご家庭や職場で災害などの緊急時に備えて、食料品備蓄はされていますか?いざという時のために準備が必要と思いながら先延ばしになり、何をどれくらい備蓄しておけば良いのか迷ってる方もいるのではないでしょうか。今回は食卓で必要となってくる食材や調理器具を紹介していきたいと思います。

食をつなぐライフライン 災害時に必要な調理器具・水の量とは?

過去の大規模な災害を振り返ってみると、ライフラインの復旧は最初に電気、次に水道、最後にガスという順番になっています。専門家の指摘によると、大規模な災害を想定した場合に1週間以上の水や食料の備蓄が必要とされています。

電気

比較的早く復旧するため、IH対応調理器具、ホットプレート、電気ポットなどがあると、コンロの代替え品として利用できます。

水道

飲料水だけをみても1人が1日に摂取する量の目安は、3Lと言われています。つまり3L×7日×家族の人数分の備えが必要です。

ガス

復旧が遅くなることが懸念されますので、カセットコンロは必需品として準備しておきたいです。またそれを、使用するためのガスボンベを備蓄しておくことも忘れないようにしましょう。

備蓄する食料品の選び方

1週間以上の水分や食料品を目安として、常温で保存することができる食品を、そのままやもしくは簡単な調理で食べることができて、必要な栄養も摂取することが出来るということが大切です。

Point 1

食料品備蓄として買い揃えなくても、缶詰・インスタント食品・乾麺類・基本調味料・乾物・スナックなど、普段から家に常備されている食材は保管されていることが多いようです。その他必要なものは買い足しましょう。また、常温保存ができ調理しなくてもすぐに食べられる食料品を多めに用意すること。

Point 2

不足しがちな栄養がとれる代用食料品を考え、ビタミン・食物繊維などは野菜ジュースや果物のジュースや缶詰から、たんぱく質・カルシウムなどはレトルト食品や缶詰から摂取することを考え、意識的に備蓄リストに加えましょう。

Point 3

食物アレルギーがある方は、原材料の確認を忘れてはいけません。それぞれの家庭に合わせた備蓄を自分たちで準備しておくことが必要です。

ローリングストック法を活用

ローリングストック法とは、普段使いしている食料品で、賞味期限が長いものを少し多めに買いおき、賞味期限をチェックしながら、使用した分だけ買い足して補充する活用法です。
ローリングストック法は、毎日の生活の中で備蓄した食料品を取り入れて、消費した分だけ買い足して行けば良いので、買い物もローテーション化ができてとても楽です。普段からローリングストック法を活用することで、食料品備蓄品の保存場所を統一して使用することにより、賞味期限切れを防ぐことができます。基本的に、賞味期限が1年以上あるものを備えておくことが望ましいのですが、品によっては30~120日間程度の賞味期限もありますので、分けて保存しておくことをお勧めします。

おすすめの食料備蓄品

食材デポ編集部が選んだおすすめの食料備蓄品(常温保存可能)を、缶詰・インスタント食品・乾麺類・基本調味料・乾物・スナックなど幅広くご紹介します!
シリアルフレーク(袋入り)

脂質・炭水化物・食物繊維・ナトリウム・カルシウム・ビタミンA・ビタミンB1 B2 B6 B12・ビタミンCなどの栄養素が豊富です。子供も好んで食べてくれるのも良いですね。
賞味期限 製造より13ヶ月

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オレンジジュース(紙パック)

炭水化物が多く、たんぱく質・脂質・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンB1 2 6・ビタミンC・ミネラルではビタミンCとミネラル成分も各種高い飲料です。
賞味期限 製造より120日

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味噌汁(袋入り)

脂質・炭水化物・ビタミンB2・たんぱく質・塩分などの栄養素が含まれており、毎食のお食事にも欠かせない一品です。
賞味期限 製造より1年

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お餅(真空パック)

ナトリウム・カリウム ・炭水化物・タンパク質・カルシウム・マグネシウムなどの栄養素が含まれており、エネルギーの源となります。
賞味期限 製造より540日

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カレー(真空パック)

炭水化物が多く、脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルではモリブデンと銅の成分が高く、栄養のバランスが取れた食品です。
賞味期限 製造より2年

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鯖味噌煮(缶詰め)

ビタミンD・ビタミンB12・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンE・カルシウム・リン・鉄・銅などの栄養素が豊富で脂肪酸一価不飽和より脂肪酸飽和を多く含む。
賞味期限 製造より3年

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トマトジュース(紙パック)

モリブデン・カリウム・銅・葉酸・ビオチン・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンB6・ナイアシンなどの栄養素が含まれ、飲料としてだけではなく料理にも使える万能食品。
賞味期限 製造より270日

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乾麺(袋入り)

炭水化物・タンパク質・脂質・塩分などの栄養素が含まれており、手軽に取れるエネルギーの源となります。
賞味期限 製造より180日

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まとめ

いつ何時にも「備えあれば憂いなし」という言葉どおり、もしものときの備えを見直し、生きていくために必要な栄養バランスを考え、非常時のストレスが軽減できるように、食べ慣れた味や味覚的な喜びも大切にした備蓄品選びを心がけましょう。まずは、家にあるストックの見直しから初めていきましょう。
病気や感染の予防は食事から!免疫力を高める食材特集!
2020/02/01 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。
皆さんは、体の免疫力について気にされてますか?現代社会では、様々なウイルスの脅威と隣合わせで生活していると言っても過言ではありません。そんな中、少しでも身を守るべく出来ることと言えば、マスクの着用や小まめなうがい手洗いは欠かせませが、それ以外にも食事を通して体内の免疫力を高め感染症のリスクを下げることが可能です。では、具体的に何をどのように摂取すれば良いのでしょうか?

免疫力とは?

免疫力とは、体内に侵入した細菌やウイルスなどのあらゆる有害物質を常に監視して排除する自己防衛システムのことです。とはいえ免疫力の仕組みは簡単ではなく実に精巧で、いくつもの免疫細胞が協調し合って働いていると言われています。人間の体内では毎日のように、病気の原因となる異物ができる生まれているのに、多くの人は発病しないのです。それはさまざまな免疫細胞が連動し、病気の原因を死滅させるために常に働いているからです。

免疫力が下がるとどうなる?

では、免疫力が下がってしまうと、体にどのようなことが起こるのでしょうか?体の中の免疫がなくなってしまうと、私たちはすぐに体調を崩してしまったり、病気にかかってしまうことになります。具体的にいうと、以下のような状態になります。
  • ウイルス・感染症などにかかりやすくなる。
  • アレルギー症状がでやすくなる(鼻炎・花粉症・アトピーなど)。
  • 疲れやすく、体がだるくなる。
  • 体調を崩しやすくなる。

免疫力を高めるには

免疫力を高めるにはどうすれば良いのか…?免疫力を高めるには、少しづつ出来ることから毎日の生活習慣を見直すことが大切です。
それにより自律神経のバランスが整い免疫機能を正常に保つことにつながると考えられます。
では、どのようなことを心がければ良いのでしょうか?

適度な運動をする

1日10分程度からでも良いので、散歩・ジョギング・ストレッチなど入りやすいことから始め、ほんのり汗をかく程度の運動を行いましょう。

良質な睡眠をとる

昼間はすっきり起きて動けるように交感神経が働き、夜には心底リラックス出来るように副交感神経が働くという自然な切り替えをするためにも、睡眠のリズムを作っておくことが必要です。

入浴中に体を温める

身体を芯から温め全身を心地よくほぐして体温が高まると、免疫力が高まります。38~40℃ぐらいのお湯に20~30分程度ゆっくりつかるとリラックスできるでしょう。

食事のバランスを意識する

免疫力を維持するには、タンパク質、ビタミン、ミネラルの総合的な栄養バランスを意識することが大切です。発酵食品や野菜中心の和食は、栄養バランスがよくおすすめです。

免疫力を高める食品とは

免疫細胞の約6割は腸内にいます。つまり腸内の免疫細胞を活性化させる食べ物を摂取することが免疫力を大きく高めるのです。もっと具体的にいうと、免疫細胞を活性化させる食べ物とは、ズバリ腸内の善玉菌を増やすための善玉菌のエサになる食物をとることなのです。
ここでオススメの食品の一例をご紹介しましょう。

選りすぐりの極小粒大豆を、ふっくらと蒸して旨みたっぷりの納豆に仕上げました。 和え物や納豆料理、納豆汁などにもご活用いただけます。
免疫力を高める効果大きな理由の一つとして腸内で善玉菌として働く納豆菌が挙げられます。また食物繊維も豊富なので、腸内でダブルの効果があるようです。

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生のニンニクを丸ごとおろし、色・香り・風味全てがニンニクそのものです。 しかも栄養素を壊すことなく召し上がれますので、味を引き立てる決め手としてご利用ください。
免疫力を高める効果スタミナ源の代表でもあるニンニクには、アリシンという成分が含まれており、強力な殺菌・抗菌作用や体を温める血行促進作用があるほか、免疫細胞のNK細胞を活性化させる働きもあります。

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食材の定番とされているキノコ類でも20種類程度あり、 炒め物やパスタや煮物や鍋料理など、様々な料理に使用できる万能食材です。
免疫力を高める効果キノコ類の中でも、椎茸・しめじ・えのきたけなどに、免疫調整作用があるβグルカンが豊富に含まれています。また干し椎茸にはビタミンDなどの栄養素もプラスされてます。

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唐揚げや焼き鳥でお馴染みの鶏肉は、肉の繊維質が細かく柔らかいので、タンパク質の消化吸収がよく、高齢者や胃腸が弱っている人にもうれしい食材です。
免疫力を高める効果肉類の中でもビタミンA・アンセリン・カルノシンという活性ペプチドが豊富で、これらは免疫細胞の働きを活性化させたり、免疫力を弱める活性酸素の発生を抑えるというダブルの働きがあります。

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山芋は粘りを生かし、すり下ろした状態で使うのがおすすめ。山かけや、だしを加えたとろろ汁など。切ってサラダや和えものに入れると、サクサクとした食感がアクセントになります。

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お肉・お魚・野菜・果物など、幅広い食材と相性がとてもよく、メイン料理からデザートまでさまざまな料理で活用されるチーズは、欠かせない存在です。
免疫力を高める効果日本人に不足しがちなカルシウムが豊富であると同時に、消化吸収の優れたホエイタンパク質も含まれます。そしてビタミンA・ビタミンB2による疲労の回復と免疫力を高める効果が望めます。

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ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンの3種類の成分が、香りや辛味の素となっており、生食と加熱でお好みの万能薬味としてお使いください。
免疫力を高める効果代表的な栄養素は、ビタミンB1・B2・C・E・ナイアシン・葉酸・カルシウム・マグネシウム・カリウム・リンなどですが、生食することでジンゲオールの解熱・殺菌作用・免疫細胞活性化作用により、免疫力アップに効果的だと言われています。

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キムチは、極めて乳酸菌の高い食材です。チーズや海苔や納豆などと相性の良く、それと組み合わせたレシピが理想的な食べ方です。
免疫力を高める効果カプサイシンやジンゲロールにより、新陳代謝を活発にしており身体を温める効果があります。酵素・乳酸菌・ビタミン・ミネラル・アミノ酸などにより、免疫力を高めるなどの幅広い効果が期待できます。

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