【2023年版】食料品値上げラッシュの現代に見て欲しい!原価率の低いメニュー!
2023/08/25 00:00
こんにちは!食材デポ編集部のデポ太郎です。 2023年に入り、値上げした商品が3万品目を超えました…!全食品分野に及ぶ年3万品目超の値上げは過去30年間でも異例で、記録的な2022年(2万5768品目)を上回り過去最大級の値上げラッシュとなっています。 そんな時だからこそ、飲食店の方なら食材の原価率を抑えていきたいですよね。特にレストランや居酒屋はメニューが豊富なので、お料理ごとに原価率も千差万別です。その原価率をどれだけコントロールするかが重要になってきますので、今回は、飲食店で定番のメニュー2023年バージョンの原価率を調査してみました。今回の記事を見て、収益になる食材をチェックしておきましょう!

原価率について

飲食店においての原価は、食材の仕入れ価格です。原価をおさえて粗利益につなげるには、しっかりと原価管理することが大切です。食材の仕入れ原価に、人件費などの経費とお店の利益を足して提供されるのが、メニュー価格となります。このメニュー価格で原価を割った数字が原価率になるのですが、飲食店の原価管理ではメニューの原価率を管理していくことがお店の利益にとって重要です。 飲食業界の原価率の理想数値は、大まかな目安として30%前後です。それを目安に、お客さまの満足度を下げないよう配慮しながら原価率を調整していくことを心がけましょう。

原価率の算出法

原価 ÷ 売上高 × 100 = 原価率(%)

一般的な飲食店の場合、その他諸々の経費も考えると原価率30%が限界のようです。例えば、月間売上げ額が500万円だった場合に、仕入れによる原価額が150万円だと原価率が30%となります。それ以外にも人件費・家賃・光熱費・販促費などの経費が合計で200万円加算されたとしてお店に残る利益は、150万円となります。

メニューごと原価率

飲食店の売上は【客単価×座席数×回転数】で求められます。飲食店経営者の方から「売り上げは上がったけど、利益は変わってない」などという話をお聞きすることがありますが、それは集客メニューと収益メニューの売り上げに偏りが出ているのかもしれません。ここでは、居酒屋メニューを一例に原価と売価の目安をみていきましょう。

枝豆

つきだしメニューとしても定番の枝豆ですが、調理に時間がかからないうえ原価が安い食材なので、是非メニューとして用意しておきたいです。
● 枝豆 原価 35円 売価 600円(チャージ料金)

ポテトフライ

子供から大人までおつまみの定番のポテトフライ。軽く揚げるだけで時短メニューにもなりますので重宝されるメニューです。
● ポテトフライ 原価 90円 売価 300円

たこ焼き

アツアツのたこ焼きをハフハフ言いながら生ビールやチューハイで流し込む瞬間がたまらないですよね。こちらもおつまみに最適です。
● たこ焼き 原価 120円 売価 500円

焼き鳥

仕入れルートにもよりますが、焼き鳥は部位によってその原価率が変わってきます。ですので、原価の低いものと組み合わせて「串の盛り合わせ」メニューなどをおすすめすると利益が出ますが、原価の高いメニューばかりを注文されると厳しいですね。
● 鶏皮 原価 20-30円 売価 260円
● 鶏モモ 原価 30-40円 売価 260円
● 豚バラ 原価 50-60円 売価 290円
● ぼんじり 原価 60-70円 売価 290円
● ネギマ 原価 60-70円 売価 290円

アジのお造り

お魚系は、基本的に取れる産地によっても異なってくるため時価になります。そのため金額もかなり異なってきますが、見た目に豪華な姿造りでご提供するとお値段以上の豪華さが演出できます。
● アジのお造り 原価 200-260円 売価 680円

生ビール

生ビールは業者から樽を仕入れて、ビールサーバーに設置して中ジョッキ一杯を基準に提供するのが一般的です。およそ20L入った1樽の価格は、およそ10,000円前後です。
● 中ジョッキ一杯 原価 200-250円 売価 550円

メニューのバランスを考える

どこの飲食店でも、集客の要である看板メニューにとても力を入れています。それだけに原価率も高めの素材が多く調理工程にも、また手間もかかっているため、看板メニューのみで売り上げを立てるのは苦難です。そのため他の一般メニューの原価率や作業にかかる時間とのバランスを意識して、「集客のためのメニュー」「収益のためのメニュー」をともに選んでもらえるような営業を行わないと利益につながりません。

集客メニュー

飲食店にとって、集客目的になる看板メニューがあることは繁盛店になるための重要な要素です。SNSなどで拡散されやすい「お店の顔」となるメニューがあることでそれが広告塔になり、顧客満足度だけでなく集客力も高まります。また、食材や調理法や盛り付けなど、さまざまなこだわりや工夫を凝縮することで、オリジナリティーを打ち出し、他店と差別化させることが集客するための大切なポイントになります。

収益メニュー

どちらかと言えば、メインメニューと一緒に頼んでもらいたいサイドメニュー的な要素が強いです。原価率も取り分け低いため、収益メニューを売り込んでいくことがお店の売り上げにつながると言っても過言ではありません。つまり原材料費や人件費を抑えることが、儲かるメニューにおいて非常に重要です。原価率の低い食材を常にリサーチの上、その調理においての作業工程を減らすことがポイントです。

原価率の低いメニュー

繰り返しになりますが、集客メニューと収益メニューをバランスよく注文してもらい、お支払額の合計の原価率が3割前後になるのがベストです。では、具体的にどのような商品を収益食材として仕入れるべきかを、人気商品から厳選して食材6品を原価率と共にご紹介いたします。
スナップえんどう
想定売価 250円
原価 30円
原価率 12%

調理の手間がありません。

商品を見る

ペペロンチーノ
想定売価 600円
原価 90円(他の材料費を含む)
原価率 15%

調理の手間があります。

商品を見る

カットケーキ
想定売価 250円
原価 50円(他の材料費を含む)
原価率 20%

ほぼ調理の手間がありません。

商品を見る

餃子
想定売価 380円
原価 100円
原価率 26%

調理の手間があります。

商品を見る

マルゲリータピザ
想定売価 1,500円
原価 448円
原価率 30%

ほぼ調理の手間がありません。

商品を見る

フライドポテト
想定売価 300円
原価 90円
原価率 30%

調理の手間があります。

商品を見る

まとめ

今回の調査により、2022年以降続く急激な物価高騰の影響を受け、仕入れ商品価格が高騰しているのが一目瞭然となりました。このような状況の中でも原価率の低いメニューは、どの食材も原価率が12%-30%に抑えられていて、飲食店にはかなり魅力的だと思います。どれもサイドメニューや主食になるような料理ですが、仕入れた食材にお店ならではのちょっとした一工夫を加えて提供することにより「利益を生む売れ筋商品」になります!また、原価が低いとついつい売価も下げて販売しがちですが、メニューにはそれぞれに役割があることを忘れてはいけません。お店で取り扱っている全ての原価率の平均値が30%を超えないことを常に意識することが大切です。利益は高くてもそのメニューの人気がなくて売り上げにならなければ意味がないのです。お店で毎月の帳簿監査を行い売筋メニューと売れないメニューの分析とメニュー改善を継続することを心がけましょう。
プロの味が手軽に!ベルギーワッフル アイスクリーム添え
2023/08/23 00:00

こんにちは!食材デポ編集部のデポ太郎です。
今回は、忙しい日々でも手軽に楽しめる、プロ並みのデザートをご紹介します。業務用食材を活用して、美味しくて見た目も華やかな「ベルギーワッフル アイスクリーム添え」を作ってみましょう!料理初心者の方でも、一流シェフのような一皿を手軽に楽しめる方法をお伝えします。

まず、必要な材料をご紹介します。

材料(1人前)
  • 冷凍ワッフル

    2個

    冷凍ミックスベリー

    2個

    冷凍ホイップクリーム

    約50ml

  • 冷凍バニラアイス

    約50ml

    ブルーベリーソース

    約20g

作り方
  • 01

    ワッフルに軽く焼き色がつくまでトースター1000Wで1分半~2分焼き戻します。

  • 02

    冷凍されているホイップクリームを解凍してお好みの分量装います。

  • 03

    バニラアイスクリームもお好みな分量だけ装います。

  • 04

    ミックスベリーもお好みの分量だけ装います。

  • 05

    ブルーベリーソースをお好みの分量かけると完成です!

このレシピは、本格的な味わいを手軽に楽しめるのが魅力です。忙しい日常でも、冷凍食材を使って素早く準備できるため、突然の来客やちょっとした贅沢な時間にぴったり!ベリーソースの酸味と甘さ、ホイップクリームの軽やかさ、アイスクリームの濃厚さが絶妙に絡み合い、一口食べれば驚きと満足感が広がります。
  • ニップン ベルギーワッフルL焼成品
  • 【業務用】ニップン ベルギーワッフルL焼成品10個 400g

    ほんのり甘いベルギーワッフルの生地にパールシュガーを入れて焼き上げました。

    内容量 10個 400g

    商品を見る

  • ノースイ ミックスベリー
  • 【業務用】ノースイ ミックスベリー 500g

    ダイスイチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーの4種をミックスしました。パンケーキは勿論、アイスクリームやヨーグルトの付け合わせに。

    内容量 500g

    商品を見る

  • ホイップクリーム
  • 【業務用】O&F ホイップクリーム 1000ml

    保形性に優れたホイップクリーム。ケーキやクレープなどにお使いください。

    内容量 1000ml

    商品を見る

  • ブルーベリーソース
  • 【業務用】ジーエスフード フルーツソース ブルーベリー 500g

    アイスクリームやヨーグルト、各種のデザートに添えてご利用下さい。

    内容量 500g

    商品を見る

※バニラアイスの取り扱いがございませんので、市販の商品をお求めください。