食卓の定番メニュー!人気の揚げ物ランキングから美味しく揚げるコツまでご紹介!
2021/05/24 00:00
こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。 自宅でおいしく揚げ物を作りたいけど、めんどくさかったり上手にカラッと揚げられなかったりと苦手な人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、サクッとジューシーにおいしく揚げるコツから、面倒な油の処理方法まで細かく伝授いたします!この機会にマスターして、食卓にカラッと揚がったおいしい揚げ物料理を並べてみてください!

一般家庭で人気の高い揚げ物とは

まずは、昨年調査会社が調べた全国の10代~70代の約1万人の男女を対象に行った「好きな揚げ物」に関するインターネットによるアンケート調査の結果をもとに、一般家庭で人気の高い揚げ物ランキングをご紹介していきます。

好きな揚げ物ランキング

1位 鶏の唐揚げ・竜田揚げ
揚げ物の定番中の定番、唐揚げが第1位です。子供から大人まで、幅広い年齢層で人気がありますよね。 揚げたてはもちろん、冷凍食品の唐揚げも根強い人気があります。
2位 トンカツ
2位はボリュームたっぷり、スタミナを付けたい時の定番トンカツです。 サクサクの揚げたてはもちろん、出汁が染み込んだカツ丼も美味しいですよね。
3位 エビフライ
3位はタルタルとの相性が抜群のエビフライでした! エビフライといえば、子供の頃から人気のある憧れの揚げ物なのではないでしょうか…! このように、幅広い年齢から人気のある揚げ物ですが、普段どの位の頻度で食べているのか、 もし家で食べるとしたら何を食べるのかも調べてみました。

外食を含め、どんな揚げ物を食べる割合が多いでしょうか?

1位 自分や家族などの手作り・調理済みの惣菜 2位 市販の弁当のおかず 3位 ファストフード・冷凍食品

家では、どんな揚げ物を食べる割合が多いでしょうか?

1位 鶏の唐揚げ・竜田揚げ 2位 トンカツ・てんぷら 3位 コロッケ・魚のフライ

揚げ物を調理する際のこだわりはありますか?

次に、ご家庭で揚げ物をされる一般家庭の皆様に「気を付けていること・こだわり」を聞いたところ、次のような調査結果が分かったようです。

一般家庭で揚げ物をする際に気を付けていること・こだわり

・サクッとするためにすぐキッチンペーパーにのせる。(19歳女性) ・カロリーを気にして、最近はオーブンでノンフライで作ることが多い。(28歳女性) ・フライパンで揚げる。電子レンジはなるべく使わない(33歳女性) ・グレープシードオイルを使用する。(52歳女性) ・惣菜で買い、食べる時はオーブントースターで加熱して食べる。(69歳女性) ・なるべく揚げたてのカラッとした状態で食べる。(60歳男性) ・油は良質なものを使用し、一回ごとに処分している。(73歳男性) 引用元:2019年 人気「揚げ物」ランキング発表! エビフライ、鶏の唐揚げ、1位は……?(ULM)

美味しい揚げ物の作り方の基本!

お店で食べる揚げたてのトンカツやてんぷらは格別に美味しく感じます。もしもご自宅でこの食感が再現できたら理想的ですよね。そこで今回は、油の量や温度や揚げ上がりのサインなど、いくつかの基本となるポイントを抑えて最高の揚げ物を調理する方法をご紹介します!

Point.1 油の量は2cm~3cm

油はたっぷり目がおすすめです。少ない油で揚げるのはお手軽ですが、失敗しがちです。油の量が少ないと油の温度のキープが難しくなりますので、具材を入れるとたちまち温度が下がり、揚げているうちにまたすぐに温度が上がるのを繰り返してしまい温度が安定しないのです。その点でも、油の量が多いと温度に影響が出にくいので、サクッっとジューシーが実現できるのです。

Point.2 温度の基本は中温170~175℃

揚げ物の調理には低温・中温・高温というように温度の段階が付きものですが、あまり気にし過ぎることもありません。なぜなら多くの揚げ物は中温で揚げているからです。中温の様子を知っておけば、それよりも低い時や高い時の判断ができるので調節の対応ができます。温度チェックは、パン粉や天ぷら衣を油に落とす方法もありますが、衣をつけない揚げ物もたくさんあるので、シンプルに菜箸チェックをおすすめします。乾いた菜箸を使うことがポイントです。

Point.3 一度に揚げる分量は油の表面積の半分

なるべく詰め込まずにゆったりと揚げましょう。油の表面積の半分ほどが空いているくらいがベストです。具材を入れ過ぎると油の温度が一気に下がってしまいます。油の温度をなるべく一定にして揚げることがポイント。一度下がった温度が上がるには時間がかかるので、その間に具材が油を吸いすぎてベタついた仕上がりになってしまいます。なので、油の温度変化を最小限にしながら揚げるのがポイントです。

Point.4 揚げ上がりを確認

具材が油の表面にプカプカと浮いてきて、美味しそうなきつね色になってきたら揚げ上がりです。油に入れたときに出ていた大きな泡が小さな泡になり、たくさん出てきたら中まで火が通ったサインです。また、音もパチパチと軽快な乾いた音になったら間違いなく揚げ上がり。慣れてくると音だけで揚げ具合を判断できるようになります。

Point.5 同じ油を使う回数

同じ揚げ油は基本的には3~4回使えます。それにはちょっとしたコツがあり、油を汚しにくい料理から使い始めることです。天ぷら・フライドポテトといった油をあまり汚さず、しかも揚げ色をあまりつけたくない料理から使い始めて、トンカツ・コロッケに使い、最後にしっかり味付けしたフライドチキンや生臭みが出てしまうアジフライやカキフライで終了します。また、嫌なにおいが出てきたり細かい泡が出てなかなか消えなかったり、油の温度が下がってもとろりと粘りがある、という状態は油がもう使えないサインです。

Point.6 使い切った油の処理法

油を捨てる時は、牛乳パックに新聞やキッチンペーパーを詰めて流し込む方法が簡単。そのほか、市販の廃油処理剤を使う方法もあります。ゴミに捨てる際は、地方自治体によって異なる場合がありますので、捨て方を確認して正しく処理してください。

コスパ抜群のおすすめ揚げ物をご紹介!

ご家庭で一から手作りする揚げ物も良いですが!ここでは、コスパ抜群で揚げるだけの手間いらず食材を幅広くご紹介をしていきます。

手羽先餃子

メンチカツ

あじフライ

チーズフライ

野菜かき揚げ

かきのフライ

いかがでしたか?季節に関係なく、通年食べることができる揚げ物は、まさに日本の食卓の定番メニューです。 1から作るのも良いですが、調理済みの時短食材で手軽に揚げ物を作り、食卓を彩ってみてはいかがでしょうか?