失敗しないお手軽マカロンレシピ
2021/01/27 00:00

【業務用食材でコスパ◎】簡単マカロンの作り方と失敗しない為のチェックポイントまとめ

こんにちは!食材デポ編集部の泉山です。 色がカラフルで女性の人気を集めている可愛いスイーツといえばマカロンですよね!自分で食べるのはもちろん、バレンタインやホワイトデーのお返しでも重宝されるマカロンについて、業務用食材を使ってコスパ良く作れる方法とお手軽で簡単なレシピをご紹介します!

はじめての方も要注意!マカロン作りの「失敗あるある」まずはおさえておきましょう!

・いくら待ってもマカロンの表面が乾かない ・適正な時間焼いても生焼け ・表面がひび割れする ・焼いても底面からフリルのような足(ピエ)が出ない ・空洞がたくさんできる 該当した経験のある方や初めて作るけどつまずきたくない方は必見!

おうちで簡単に作れるマカロンの作り方

マカロンは、表面のサクッとした軽い食感に口溶けのよい後口が印象的です。その口当たりを再現するには、マカロン作りの段階で一つ一つの工程において大切なポイントを抑えることが失敗しない秘訣と言えるでしょう!お手軽マカロン作りには、大切な4つの工程があり 1.メレンゲに粉類を混ぜ合わせる 2.マカロナージュ(ヘラで生地表面の泡を潰すようにやさしく押しつけながらボウルを回す作業) 3.生地を絞り出して乾燥 4.オーブンで焼く となっていますので、さっそく材料から見ていきましょう。

マカロンコック(生地本体)の材料

・卵白          35g(約1個分) ・アーモンドパウダー   35g ・グラニュー糖      30g ・粉砂糖         40g ※材料は小さめのマカロン20個分となっております。

バタークリームの材料

・バター         50g ・卵黄          1個 ・グラニュー糖      10g ・水           小さじ1杯

ガナッシュクリームの材料

・チョコレート      80g ・生クリーム       10g ・牛乳          10g
マカロンコック(生地本体)の作り方
1. アーモンドパウダーと粉砂糖を、一緒に混ぜてふるっておく 2. 固めのメレンゲを作る 始めはグラニュー糖を入れず、ハンドミキサーで卵白を泡立てます。泡立ち始めてきたら、グラニュー糖を2~3回に分けて加えることが、ツノが立つ固めのメレンゲを作るポイントです。 3. メレンゲと粉類を混ぜ合わせる ふるっておいたアーモンドパウダーと粉砂糖を、2~3回に分けてメレンゲに加えます。ボウルを片手で回しながら、全体的にメレンゲを潰さないようにヘラで混ぜ合わせます。メレンゲと粉類が混ざってきたら、ヘラで生地表面の泡をやんわりと押しつけながらボウルを片手で回します。この工程をマカロナージュといいます。生地がやわらかくなってきたら、状態をチェックしましょう。ヘラで生地を持ち上げて、リボン状にたれ落ちた生地の跡がゆっくりとフラットになり、光沢が出ているくらいがベストです。
4. 生地を絞ります 口径5~10mmの丸口金のついた絞り袋に、生地をやさしく入れます。その後オーブン皿の上にクッキングシートを敷きます。初めて生地絞りを行う方は、コピー用紙にバランスよく3~4cmの円を書いておいてクッキングシートの下に敷いて、その円を元に生地を絞り出すと上手に配置できます。クッキングシートの1~2cm真上から生地を絞ります。生地をきる際は、少し斜めに持ち上げるのがコツです。絞った生地に少しツノが残りますので、オーブン皿の底をゆっくり叩いて目立たなくしましょう。最後に生地を乾燥させます。時期やその日の湿度によって異なりますが、1~4時間と幅広いですので30分おきに確認して気長に待ちましょう。 5. 生地を焼きます オーブンの温度を160℃に設定して、乾燥させておいた生地を6分ほど焼きます。生地を入れる際に扉を開けている時間が長いとオーブン内の温度が下がってしまいますので、段取りよく生地を入れてください。焼け始めるとマカロンの表面が固まり底面からフリルのような足(ピエ)が出てきます。そうしましたら、オーブンを開けて温度と湿度を逃がして、オーブンの温度を130℃に保ち10分程度焼きます。焼き上がり後は、オーブンからお皿ごと取り出した状態のまま冷やします。お皿からすぐに取り外そうとすると、急な温度の変化でマカロンの形状がくずれてしまう場合がありますので、注意が必要です。
バタークリームの作り方
1. バターと卵黄の下準備を行う 冷蔵されたバターは溶けやすくするため常温にしておきます。卵黄はボウルに入れて、ハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てましょう。 2. シロップを作って卵黄と混ぜ合わせる フライパンにグラニュー糖と水を加え、弱火にかけてシロップを作ります。できたばかりの熱いシロップと下準備しておいた卵黄を少しずつ混ぜ合わせます。この時に、一度に熱いシロップを入れてしまうと熱で卵黄が固まってしまいますので、少しづつ入れながらクリーム状になるまで混ぜるのがポイントです。 3. バターを混ぜ合わせます 先ほど準備した卵黄シロップに、バターを少しずつ加えて数回に分けて混ぜ合わせます。クリームがしっとりなめらかになったらバタークリームの完成です。クリームを絞り出すために、絞り袋にいれておきます。
ガナッシュクリームの作り方
1. チョコレートを細かく刻む 溶かしやすい状態にしておきます。 2. 生クリームと牛乳を鍋で沸騰直前まで温める 生クリームと牛乳を混ぜ合わせながら沸騰する直前で火を止めるのがポイントです。 3. お鍋の中でチョコレートを混ぜ合わせます 細かく刻んだチョコレートをお鍋に加え、3分程度放置してチョコレートを溶かします。その後、生クリームと牛乳とチョコレートをゆっくりと混ぜ合わせ溶かしながらクリーム状にしていきます。お好みでリキュールやバターを加えましょう。 4. 冷蔵庫で冷やして完成 混ぜ合わせたガナッシュを冷蔵庫で冷やすことで、より使いやすくなり絞り袋から出しやすくなります。
仕上げの工程
1. バタークリームをマカロンコックに絞る クッキングシートからマカロンコックを、ゆっくりはがします。絞り袋に入れたバタークリームを、マカロンコックに適量絞り出します。バタークリームは口当たりが濃厚なため、あまりつけ過ぎないのがポイント。 2. 重ねて合わせて完成 丁度同じくらいの大きさのマカロンコックをもう1枚を重ねて完成です。冷蔵庫で1~2日保存してから食べると、生地とバタークリームが馴染んでより美味しく召し上がれます。

マカロン作りで失敗しないためのポイント!

絶対に失敗したくない方のために、マカロン作りの大切な4つのポイントをご紹介していきましょう。

POINT.1 ほどよいマカロナージュを行う

歯触りがよいマカロンの生地を作るためには、ほどよいマカロナージュを行うことが大切です。マカロナージュの際に、ヘラで生地を持ち上げて、リボン状にたれ落ちた生地の跡がゆっくりとフラットになり、光沢が出ているくらいがベストです。加減を間違えると戻せないので、こまめに確認しながら行うことが大切です。

POINT.2 きめの細かいきれいなピエを作る

生地を作る工程において、しっかり泡立てたメレンゲを作り、ほどよいマカロナージュを行うことがポイントです。特にマカロナージュでは、大きな気泡を潰してきめの細かい気泡に整えていきましょう。

POINT.3 ひびが入らないように焼く

生地の表面にひびを入れないコツとして、一つ目に焼く前の乾燥工程で表面を皮のように固めること。30分置きに指で生地を触って、少し凹むくらいの感じで、生地が指につかないのが目安。二つ目に、オーブンの火力を上げすぎないこと。電気オーブンとガスオーブンでは温度の調節の仕方も違うので、お使いのオーブンの特徴を知り適度な温度で焼き上げていきましょう。

POINT.4 マカロンの軽い食感を表現する

マカロンの最大の魅力は、あの軽い食感です。生地が焼けて、冷ましたらマカロンの底辺をゆっくり指で押してください。その部分が少し凹み、クリームを挟む部分ができます。また、同時に大きな気泡が埋まり絶妙なマカロンらしい食感に仕上がります。

お好みのマカロン作りにチャレンジしてみよう!

マカロン作りは一見難しいと思われがちですが、作る上での大切なポイントの意味を理解することで、お好みのマカロンの焼き方を再現できるようになってきます。たとえ仕上がりが失敗だったとしても、どの工程が問題だったか原因を追求していくのも楽しみの一つになります。今回は、基本のホワイトマカロンにバタークリームとガナッシュを挟みましたが、手作りのマカロンなら、自分好みにアレンジできるのも魅力です。マカロンに食用色素を加えて着色したり、ジャムやキャラメルなどを挟むのもオススメですので、是非チャレンジしてみてください!

業務食材でマカロンを作るメリット

プロも使うコスパ抜群の業務用食材なら、なるべくコストをかけずにお店の味を再現できます。食材の一部をご紹介しますので、是非お試しください。
アーモンドプードル

アーモンドを100%使用し、粉末状に加工しております。製菓製パンにお使い頂けます。

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グラニュ糖

高純度の砂糖で、くせがなく、コーヒー・紅茶や、食材の風味を活かした料理・菓子用に向いております。

粉糖

しっかりとした味のチョップドハムに、パン粉をつけ、サクサク懐かしい味に仕上げました。 パンに挟んだりおつまみとしてお召し上がりください。

バター

九州産の生乳を使用した無塩タイプのバターです。 味わい深いバターに仕上げました。製菓、製パン、調理用としてお使いいただけます。

チョコチップ

円錐状に小さく絞り出したチョコレートチップです。 焼き菓子やパン、アイスクリームのトッピングなど幅広くお使いいただけます。