節約や時短に効果的!野菜の冷凍保存
2021/02/26 00:00
バランスのよい食事に欠かせない野菜。そんな野菜を効率よく長期的に保存する方法と言ったら冷凍保存ですよね!しかし野菜にはそもそも冷凍保存の向き不向き、また種類によって適切な冷凍保存方法が違うのはご存知ですか?今回はよくつかう野菜の種類ごとの冷凍保存を紹介していきます。

野菜を冷凍保存するメリット

メリット1 節約できる 安い時に買いだめして、冷凍保存をすれば節約にも繋がります。 メリット2 長期保存できる 冷凍保存をすることで日持ちが短い食材でも、長持ちさせることができます。消費しきれない量や買いだめしたときなど冷凍保存を活用して長期保存しましょう。 メリット3 料理の時短が出来る 使いやすいサイズに小分けして保存しておくことで、料理の際にそのまま使うことができるので時間を短縮することができます。

野菜の冷凍の向き不向き

冷凍保存が可能な野菜の特徴としては ・水分量が少ない野菜 ・繊維質ではない野菜 ※具体的には、ほうれん草や小松菜やブロッコリーなどです。 冷凍保存に向いていない野菜の特徴としては ・水分量が多い野菜 ・繊維質が多い野菜 ※具体的には、レタスやトマト、きゅうりといった水分量が多い野菜です。これらは凍結した際に水分が多いため氷結晶が大きくなり、組織が損なわれ、味や食感が大きく変化してしまいます。また人参やごぼうや大根といった繊維質な根菜類は解凍した際に繊維周りに空洞ができてスカスカしたり、スジっぽい食感になってしまいます。

栄養価は大丈夫?

市販販売されている冷凍野菜は ・前処理をする ・急速凍結をする ・適切な温度管理をする といった条件を満たすことによって生野菜とほとんど変わらない栄養価があります。

野菜を冷凍保存するコツ

コツ1 素早く凍らせる 食品は基本的に-1℃から凍り始めて-5℃程でほぼ凍りつきます。この過程が長くなると氷結晶が大きくなり味や食感に大きく影響してしまいます。つまり素早く凍らせることが味や食感の変化を抑えるために必要となります。ジップロックなどに入れて冷凍庫に保存する際に、アルミバットに並べて保存して素早く凍るようにしましょう。 コツ2 ブランチング処理をする 冷凍の前に下ゆでをすることで酵素の働きを抑えることで野菜の変色するのを防ぎ、衛生面でも野菜の表面の細菌を殺菌する効果があります。 コツ3 冷凍前は水分をふき取る 野菜は水気が残ったまま冷凍してしまうと霜焼けして野菜が傷んでしまいます。ですので、保存の前にはペーパータオルなどで水分をふき取ってから保存しましょう。

野菜別冷凍保存方法

キャベツ
色んなシーンで活躍する野菜のキャベツは使う時に便利なようにザク切り・千切りにして保存しましょう。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
・冷凍するとしんなりしやすいため、細かく切りすぎないのがおすすめです。
玉ねぎ
使う時に便利なカットにしておきましょう。おすすめはみじん切りと薄切りです。水気をしっかりふき取って、一度で使う分量をラップで包んでフリーザーバックに入れて保存しましょう。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
トマト
そのまま冷凍保存する場合はヘタの部分を取り除きフリーザーバックにいれて保存しましょう。煮込み料理などに使うのを想定して保存する場合はダイス状にカットして保存するのがおすすめです。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
・トマトは水分が多いので柔らかめのトマトをそのまま保存するのはあまりおすすめしません。
大根
大根は水分量が多いので、大根おろしにして水分を絞って1回使い切る分量でフリーザーバックにいれて保存するのがおすすめです。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
人参
人参は冷凍すると筋っぽい食感になるので千切り・短冊切りやみじん切りのような食感が気にならないようカットしてフリーザーバックにいれて保存するのがおすすめです。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
ほうれん草
新鮮なうちに下茹でして冷水でさっと色止めして、水気をしっかり切ってから使いやすいサイズにカットして、フリーザーバックに保存するのがおすすめです。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
アスパラ
切り口を少しカットして軽く茹でて、粗熱がとれたら使いやすいサイズにカットしてフリーザーバックで保存するのがおすすめです。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。
もやし
軽く水洗いをして水気をよく切りフリーザーバックに保存しましょう。
・もやしは水分の多い野菜なので、シャキシャキとした食感は少なくなってしまいますので注意が必要です。
・フリーザーバックに入れるときはしっかりなるべく空気を抜きましょう。

解凍時に気を付けること

冷凍した野菜を使う際は解凍する必要がありますが、その時に電子レンジや流水で解凍する以外に、凍ったままの状態で使うという方法がおすすめです。その方が、野菜に余計なダメージを与えずに調理が出来て、美味しく仕上がります。 また、覚えておきたいのが保存期間です。特にご家庭で冷凍した食品は、冷凍庫の扉を開け閉めすることで、冷凍庫内の温度が上がり、冷凍した食品に霜がついたり食品自体の温度が上がり劣化しやすくなりますので、1週間を目安にできるだけ早く使い切るように心がけましょう。

すぐに使える!食材デポおすすめの冷凍野菜

購入してすぐに必要な分だけ使いたいという方には、すでにカットされブランチング処理済の冷凍野菜をおすすめいたします!忙しい時など時短調理にぜひ役立ててみてください。
カットほうれん草
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。 炒め物、グラタン、和え物、おひたし、サラダなど、幅広くお使いいただけます。
小松菜カット
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。 炒め物、クリーム煮、味噌汁の具、サラダなど、幅広くお使いください。
ブロッコリー
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。
グリーンアスパラガス
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。 炒め物、天ぷらなど、幅広くお使いください。
さといも
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。
オクラ
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。
レンコンスライス
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。
シャトーキャロット
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。 ステーキやハンバーグの付け合わせなど、幅広くお使いください。
ささがきごぼう
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。 きんぴら、サラダ、かき揚げなど、幅広くお使いください。
栗かぼちゃ
新鮮な原料を急速凍結してありますので、いつも新鮮な風味と栄養を保っています。天ぷらなど、幅広くお使いください。