文化祭の模擬店で提供できるメニュー
そもそも模擬店で販売できる保健所のルールというものが存在しますが、それ以上に学校や地方自治会が独自に決めた「提供できるメニュー」のルールの方が厳しいというのが現状のようです。大きく分けると4ジャンルになります。市販品を個包装されたまま販売
個包装されたケーキやパック・缶のジュースなどを未開封の状態で販売。商品が密閉されているので、保健所への届けや検便の必要がいらないという手軽さがあります。市販品を包装から出して販売
商品の取り扱いとしては、市販品を個包装されたまま販売しているのとほぼ同じ扱いですが。中から出してお皿やコップに入れるといった付加のサービスがつきますので、保健所への届けや検便は必要になります。非加熱調理品を販売
飴菓子・せんべい・かき氷・アイスクリームなどの販売になります。アイスクリームについては市販品を未開封の状態で販売するのならば、商品が密閉されているので保健所への届けや検便は必要ありません。加熱調理品を販売
焼きそばや豚汁・焼き鳥などになります。開封された商品を取り扱いますので、保健所への届けや検便は必要になります。※保健所への届けについては地域によって異なります!
義務化されている地域もありますし、学校や地方自治会の裁量に任せている地域もあります。検便についても同じです。同じ都道府県内でも、保健所の管轄が異なっていると対応も異なります。決定したメニュー・食材調達場所・調理方法・調理場所・提供場所を記載した書類を保健所に届けます。検便が義務化されている場合は、検便結果も添えて提出します。模擬店でメニューが決まり、書類提出時に保健所からこのメニューは保健所として許可できません。となる可能性があるので、書類作成前にしっかりと保健所に相談しておくことが必要です。模擬店で販売できないメニューに注意!
模擬店での商品販売を保健所への届ける場合、販売できるメニューが保健所から指導されます。食中毒予防の観点から、非加熱調理品の販売を認めていない保健所が多いのが現状です。また、保健所が禁止している食品を学校や地方自治会の裁量で提供することはできません。加熱調理品でも販売を禁止されている事例
バーガー類やタコスは、ひき肉を炒めているのは加熱調理なので大丈夫ですが、添える生野菜が非加熱なので禁止という事例があります。市販品を包装から出して販売を禁止されている事例
梱包されてケーキをお皿に出して生クリームを添えると、生クリームが非加熱に引っかかります。この場合、添える生クリームを市販品のチョコレートソースに変更すると許可が出たりします。他にもあったこんな事例
加熱調理されていてもご飯やカレーは、傷みやすいという理由で禁止にしている保健所もありますので事前の確認が大切です。手間が少なく高利益なメニュー
文化祭の模擬店といえば、賑やかな雰囲気の中での食べ歩きですよね!そんなお客さまのために、少しでもお安く商品を提供したいのであれば、原価率が安く利益率の高い商品も把握しておくべきでしょう。ここでは原価率の良い商品をご紹介します。(商品の原価・売価は一般的な金額の平均から算出)商品名 | 原価 | 売価 | 原価率 |
---|---|---|---|
綿菓子 | 10円 | 250円 | 4% |
ベビーカステラ | 20円 | 250円 | 8% |
かき氷 | 30円 | 250円 | 12% |
イカ焼き | 50円 | 400円 | 12.5% |
ポップコーン | 40円 | 200円 | 20% |
りんご飴 | 60円 | 300円 | 20% |
フライドポテト | 50円 | 200円 | 25% |
うどん | 80円 | 300円 | 26.7% |
焼きそば | 120円 | 400円 | 30% |
たこ焼き | 130円 | 400円 | 32.5% |
模擬店で高利益が出る業務用食材をご紹介
文化祭などのイベントごとこそ、業務用食材を活用すべきタイミングなのではないでしょうか?今回は、品揃え豊富なラインナップから特におすすめの模擬店メニュー食材をご紹介いたします。氷みつ いちご
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