今年おすすめのお花見弁当を手作りしよう!
2024/02/08 00:00
こんにちは!食材デポ編集部のデポ太郎です。 毎年3月下旬になると各地で桜が開花し、お花見の季節になります。今回はそんなお花見に欠かせない「お花見弁当」をまとめてみました。定番人気メニューから簡単でインスタ映えするおいしいメニューまでご紹介します。

お花見弁当の始まり

お花見の始まりは、古くは平安時代の貴族が桜を見ながら歌を詠んだり、けまりをした行事が始まりで、次第に農民の間でその年の豊作を願って桜の下で宴会をするようになりました。庶民がお花見を楽しむようになったのは江戸時代の頃からです。当時は寺社の境内に咲く桜の観賞でした。享保年間に八代将軍吉宗が、飛鳥山や隅田川堤、小金井堤などに数千本の桜を植えて庶民のお花見を奨励しました。この頃から庶民は咲き誇る桜を見に繰り出し、桜の下でお弁当を食べながらお花見を楽しみました。 江戸時代のお花見弁当とは? 江戸時代後期に刊行された醍醐山人の料理本に、お花見弁当の献立が載っています。上・中・下と3段階にランク付けされ、彩りも美しい春の旬の食材を使った料理がデザート付きで紹介されています。当時の人気料理は色鮮やかな色彩の卵焼きやかまぼこだったそうです。以外にも現代とあまり変わらないのに驚きですね。それだけ江戸時代の人々にとってもお花見は一大イベントでした。 桜湯をたしなむ 江戸時代から、桜は見る楽しみだけでなく香りも楽しんでいたようです。部屋中にふわっと桜の香りが広がる桜湯を作っていました。結納などの祝いの席では、煎茶は「お茶をにごす」といって敬遠され、代わりに桜湯が使われていたそうです。やわらかな色合いと、甘くやさしい香りが祝いの席にぴったりですね。 桜湯の作り方は、桜の塩漬けの表面の塩を洗い流して、水に10~20分ほど浸します。塩抜きした桜の塩漬けを器に入れて湯を注ぎ、塩で味を整えて出来上がりです。塩の代わりに昆布茶などを加えてもおいしいです。

お花見におすすめ、春を感じるお弁当メニュー

お花見に欠かせないお花見弁当、今回はお花見の雰囲気を楽しめるご飯ものと春の野菜を使ったお花見弁当メニューをご紹介します。いずれもお家で作りやすい簡単メニューです。今年はぜひお手製のお花見弁当を持ってお花見してみてください。

桜ごはんのおにぎり

桜の花を載せた可愛らしいおにぎりのご紹介です。すし酢で味付けをし、白いりごまを混ぜ込んだごはんに、ほんのりと桜の風味が香ります。一口サイズで食べやすく、お花見におすすめです。

たけのこバター醤油肉巻き

たけのこの食感が楽しい肉巻きメニューです。豚バラ肉のこってりとした味わいとバターのコクが、たけのこと相性抜群!ご飯のおかずはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめの逸品です。

菜の花の辛子和え

アクセントのきいた菜の花のからし和え。茹でた菜の花を、めんつゆと練りからしで和えるだけのとっても簡単レシピです。あと一品足りないという時にもぴったりですよ。ピリッと辛く、クセになる味です。

スパニッシュオムレツ風

卵焼きはお弁当の定番ですが、洋風のオムレツ風にするのもいいですね。きのこや新じゃがなどの春野菜を使えば、お花見にもぴったり。ブロッコリーを使ってもよさそうです。

チューリップチーズ手羽元

見た目がかわいくて食べやすいチューリップチーズ手羽元を自分で作ってみませんか?難しそうに見えますが、クルッと裏返したくぼみに、チーズを閉じ込めて揚げちゃうだけ。作り方は意外と簡単です。

冷めてもおいしい!天むす

いつもとちょっと違う贅沢感のあるおにぎりなら、天むすもよさそう。えびに下味をつけ、塩味をきかせた衣をまとわせて油で揚げ、ご飯で包んで海苔を巻けば完成です。しっかり味の付いた衣は、冷めてもおいしく、お弁当にぴったりです。

フルーツサンド

フルーツとホイップクリームを挟んだフレッシュなサンドイッチ。フルーツを使っているので、さっぱりしています。断面も美しく、お弁当に詰めるとお花畑のようで映えます。

まとめ

まだまだ寒い日も続きますが、春はすぐそこまで近づいてるようです。春の一大イベントといえばお花見!今回は、お花見弁当におすすめのレシピをご紹介しました。簡単だけれどおいしくて見た目もきれいなおかずをはじめ、旬のおかず・天むす・フルーツサンドなど、みんなにも自慢できそうな“ちょっと差がつくメニューをまとめています。また、お取り扱い商品もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!